店長のつぶやき 下へ
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2011年11月26日(土)
日本はFTAでいけ

自由化する方向は、世界の趨勢だ。
方向性としては正しいと言える。

しかし私は、現状でのTPPには反対なのだ。
食の安全性の保障をどうするのだ。
食料安保はどうするのだ。
兵糧攻めもあるように、食料は武器にもなるのだ。

そして何よりも円が高い時に、TPPで自由化したら円高で農業が壊滅して、その後に円が暴落しても日本農業は立ち直れない。

金融市場の操作がアメリカに握られている現状の中で、完全自由化にすることは相手のやりたいがままの自由化を認める事になる。

アメリカは、自国産業のためにドル安に誘導している疑いがぬぐえない。

国同士は、国益という利害でぶつかり合っているのだ。
情報操作や、トレイダーの抱き込みなどは、当たり前の世界だ。
戦争は、武器を使わない戦争に変わったにすぎない。

今まで、世界に対する平和攻勢は日本が金をばら撒いた分、優位にすすんでいる。
国益を守ることでは、常に他国に押されてばかりに映る。

TPPで交渉しなくても、FTAの二国間交渉でお互いの事情を考慮して交渉できるのだ。

アメリカ型の何でも自由は、アメリカに有利でも日本にとっては痒いところに手が届かない状態だ。

日本はFTAで、日本農業に影響が少ない国とは、完全自由化の道を取ればよい。

農業をやっている人は、高齢者がほとんどで、後継者もいない状況だ。
農業をやりたい人には、農業委員会が農地を借りる仲介をしたり、農地を譲ってもらう斡旋をしてくれる時代だ。

しかし、自由化の波は確実に日本の農業に及んでくる。

円安に誘導できるように、トレーダー経験者や金融関係者など広く知恵を集め、日本に有利に運ぶように働いて欲しいものだ。

挙手だけの議員はいらない。
有能な官僚と、有能な政治家がタッグを組んで、日本を引っぱっていって欲しいものだ。

2011年11月19日(土)
中国、韓国、インドネシアとFTA

野田総理がやってくれた。
中国、韓国を引っ張り込んでのFTA交渉だ。
アメリカがTPPで、野田総理が話してもいないことを発表して、それに対する意趣返しと言える。
「馬鹿にするなら、こちらにもそれなりの対応がある」とのメッセージを含んでいる。

別にTPPでなくても、FTAでもよいのだ。
狡猾なアメリカに対抗するためにも、中国や韓国とタッグを組んで、アメリカに対して同じ利害を持つもの同士、手を組むのはうまいやり方だ。

TPPは、すべてを自由化して、例外を認めない立場だ。
TPPを批准する事は、安い農産物がドッと日本に流れ込んでくる事だ。

日本の農業者がやっていけないだけではない。
安い農産物を作っている開発途上国の国民は、自国農産物がすべて日本などに吸い寄せられ、高い野菜を買わねばならなくなる。

だから農産物を自由化することが、必ずしも正しい選択とは言えないのだ。

自由を信奉するアメリカは、何でも自由化を主張する。
確かに自由化は、方向としては間違っていない。

しかしあまりに国のレベルが違いすぎる。
大きな商社が開発途上国の食料を買い漁っていくだろう。貧しい国は、飢餓になる可能性もある。

食糧安全保障の観点からも、食料の自由化を急ぐべきではない。

今回の野田総理の行動力にエールを送る。

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